琵琶湖の環境考えるシンポ
琵琶湖フライフィッシングバス研究のロゴ

■琵琶湖の環境考えるシンポ(朝日新聞2003年1月21日滋賀版朝刊)

「琵琶湖の在来魚 その減少要因とは何か? 〜琵琶湖の真の環境を考える〜」と題するシンポジウムが19日、守山市内であった。ブラックバス釣りの愛好家や学者らが、琵琶湖のレジャ利用適正化条例(4月施行)に盛り込まれたバスなど外来魚の再訪流(リリース)禁止や、在来魚減少の要因について意見を交わし、約350人が聞き入った。

在来魚減少など討論 愛好家ら350人が参加

条例施行を前に、琵琶湖の環境をよみがえらせるために何をすべきかについて意見を交換しようと、釣り人らで組織する「琵琶湖の真の環境を考える会」(浅野大和代表)が主催した。

基調講演では、東京水産大学の水口憲哉助教授が、琵琶湖の漁獲量の変化などを説明。在来魚減少について「琵琶湖総合開発で沿岸が変化したことなどが原因」と指摘した。

浅野代表とともに昨年10月、県を相手に再訪流禁止義務の不存在確認などを求めて提訴したバス釣りが趣味のタレント清水國明さん(52)は、提訴に踏み切った敬意や提訴後の反響などを語り、「釣り人の権利が問われている。釣り人が思いを一つにして手をつなぐきっかけになればうれしい」などと述べた。

その後のパネル討論では、再訪流禁止について「釣った魚をどうするかは個人の自由」「釣り人が来なくなって逆にバスが増えるのではないか」「経済効果 を落とすことになる」などと批判する意見が相次いだ。